1950年に設立された日本トムソンは、日本で初めてニードルベアリングを自社開発した高度な技術を活かし、多様化するニーズに対応する高品質の製品を世界に提供しています。
日本トムソンが「IKO」ブランドで提供する高品質・高精度のベアリング(軸受)および軸受関連機器は、AIやIoTなどの伸展に不可欠な半導体製造装置などのエレクトロニクス関連装置、今後さらなる活用が期待されるロボットなどの産業用機械、ものづくりを支える工作機械、自動車をはじめとする輸送機器など、あらゆる産業で欠かせない機械要素部品として社会で幅広く利用されています。
2019年度
売上高は前年度比18%減の47,457百万円になりました。営業利益は72.54%減の1,341百万円になりました。営業利益率は3%になりました。エレクトロニクス関連・工作機械向けを中心に需要が減速し、減収となりました。
2020年度
売上高は前年度比7%減の44,342百万円になりました。営業利益は141.69%減の-559百万円になりました。営業利益率は-1%になりました。新型コロナウイルス感染拡大による期前半の需要減速が影響し減収となりました。
2021年度
売上高は前年度比40%増の62,284百万円になりました。営業利益は1155.10%減の5,898百万円になりました。営業利益率は9%になりました。国内外の設備投資需要が回復し過去最高を更新しました。
2022年度
売上高は前年度比10%増の68,260百万円になりました。営業利益は60.38%増の9,459百万円になりました。営業利益率は14%になりました。高水準の設備投資需要や円安効果等により過去最高を更新しました。
2023年度
売上高は前年度比19%減の55,048百万円になりました。営業利益は66.55%減の3,164百万円になりました。営業利益率は6%になりました。売上高は、中国市況の低迷やエレクトロニクス関連向け等の需要調整局面が継続し減収となった。
日本トムソンの業績推移
2022年第4四半期
売上高は前年同期比0.19%増の16,130百万円になりました。営業利益は1,973百万円、営業利益率は12%になりました。
2023年第1四半期
売上高は前年同期比12.92%減の14,595百万円になりました。営業利益は1,041百万円、営業利益率は7%になりました。
2023年第2四半期
売上高は前年同期比21.02%減の13,885百万円になりました。営業利益は999百万円、営業利益率は7%になりました。
2023年第3四半期
売上高は前年同期比23.22%減の13,658百万円になりました。営業利益は995百万円、営業利益率は7%になりました。
2023年第4四半期
売上高は前年同期比19.98%減の12,908百万円になりました。営業利益は128百万円、営業利益率は1%になりました。営業利益率は6%になりました。売上高は、中国市況の低迷やエレクトロニクス関連向け等の需要調整局面が継続し減収となった。
日本トムソンの四半期業績推移
希薄化後EPSは前年度比64%減の37.71円になりました。1株当たりの配当は前年度と変わらず19円になりました。配当性向は50%になりました。
日本トムソンのEPS・1株配当・配当性向の推移
2024年3月
今期の売上高は58,000百万円、営業利益は43,000百万円、営業利益率は7%、1株配当は19円を見込みます。
セグメントは、2つに分類されます。セグメント別の売り上げ構成は以下の通りです。
日本トムソンの売上構成(2023年度)
軸受等
国内で初めてニードルベアリングを自社技術により開発し、その高い技術力を礎として直動案内機器(直動シリーズとメカトロシリーズ)の分野へと進出しました。現在では、世界に先駆けて開発したCルーブ・メンテナンスフリーシリーズなど、創造力を生かした豊富な製品群で多様化するニーズに応え、テクノロジーの発展を支えています。
諸機械部品
2010年 日本トムソン販売株式会社、株式会社笠神製作所および株式会社武芸川製作所の連結子会社3社を吸収合併
2017年 中国のベアリング製造・販売会社である優必勝(上海)精密軸承製造有限公司および優必勝(蘇州)軸承有限公司を子会社化(現連結子会社)