バルチック海運指数とコンテナ運賃指数

景気の先行指標とも呼ばれているバルチック海運指数とコンテナ運賃指数の推移を掲載しています。

バルチック海運指数

バルチック海運指数は、バルチック取引所(ロンドン)が算出している運賃指標で、景気の先行指標にもなります。バルク船(ばら積み船)と呼ばれている小麦やとうもろこしなどの穀物、石炭や鉄鉱石などの鉱物資源(乾貨物、ドライカーゴ)を輸送する際の運賃コストの指数となっています。バルク船は、大きさによってケープサイズ、パナマックス、スープラマックス、ハンディサイズに分類され、バルチック海運指数は各サイズの運賃を複合した指数となります。

バルチック指数の推移
バルチック指数の推移

コンテナ運賃指数

コンテナ運賃指数は、Shanghai Shipping Exchangeが毎週金曜日に公表している指数で、海運会社22社の上海発のコンテナ運賃を1998年1月1日を1000として算出されています。英語名ではChina Export Containertized Freight Indexと呼ばれています。

海運会社22社は、CMA-CGM、コスコ、Hamburg Süd、ハパックロイド、HMM、Heung-A、APモラー・マースク、MSC、One、OOCL、PIL、RCL、Shanghai Hai Hua Shipping、Shanghai Jin Jiang Shipping、Sinotrans Container Lines、SITC Container Lines、エバーグリーン、陽明、韓国海運、Wan Hai Lines、T.S. LINES、ZIM Integrated Shippingです。

2021年以降、新型コロナウィルスによる物流の混乱を受け、コンテナ運賃指数が上昇しています。

コンテナ運賃指数の推移
コンテナ運賃指数の推移

コンテナ指数は航路別にいくつか種類がありますが、SCFI(China Shanghai Export Container Freight Index、上海輸出コンテナ運賃指数)は、コンテナのスポット価格を反映しています。こちらも2021年以降上昇しています。

コンテナ運賃指数(SCFI)の推移
コンテナ運賃指数(SCFI)の推移